【講座】アナログ絵を描く時に使う道具【初心者】

どうも、トライバルデザイナーのGAIです。

 
皆さん、絵描いてますか?
GAIさんは相変わらずです。相変わらずフェレットのリアさんを可愛がってます(え
 
いやもうかわいくてかわいくて!
この世のものとは思えないくらいかわいい。
twitterに「これでもか!」というくらい写真をあげているので見てください。
 
さて、それはともかく。
何か皆様のお役にたてるようなことを書きたいなァと独り言ちていたところ、たまに質問がくる「どんな道具を使ってるんですか?」というものに対していろいろと書いていくことにしました。
とはいっても、別に珍しいものとか「全世界で3本しか作られていない伝説のコピック(3本集めると究極のブルーアイズホワイトコピックが召喚される)」とか使っているわけではないので、誰でもお小遣いで買える感じです。
正直なところ道具にこだわる前に絵の上達を考えろボケェ!とは思うのですが、他の人が使っている道具なら安心だな!という気持ちもわかるので、GAIさんが使っている道具を解説しながら気分で書いていこうと思います。
 
それでは今回もよろしくお願いします。
 
 
 
ぺんてる筆ペン 極細 顔料
 

 
 
はいこちらの商品!↑
これ、すんごくペン先が細いんデス!!
つまりですね!すんごく細い線が描けるわけですね!
でもですね!筆ペンなのでもちろん力加減が難しい!!!
 
そのへんを詳しく説明していきましょうね!!!!!
 
 
 
 
・・・
 
まず、ぺんてる筆ペンにしている理由ですが、単純に他の筆ペンより描き心地がタイプだったからです。
どれがどう、とかそういう具体的なことはあんまりわかりませんが、なんとなく呉竹よりぺんてるの方が自分的には描きやすかった、というだけです。
 
あ、あと選択肢がなかった気がする。
極細という、もうなんなんこれ?ってくらい細い先端をしている筆ペンがこれしかなかった。今はあるのかな?知らん(え
 
もちろん、描く場所によっては中字くらいの方がいい時もあります。
なので、GAIさんは極細と細字、中字の3本を使い分けてます。
 
筆ペンのいいところは、筆圧によって太さをコントロールできるところですね。
逆に、それが難しいところかもしれません。
通常にミリペンであれば筆圧を感じることは難しくありませんが、なんといっても筆ペンは圧力のフィードバックがほとんどない。
かなり熟練しないと、極細の威力は発揮できないでしょう。
しかし慣れるとこれがなかなか面白い。穏当にもう、クッソ細い線が描けるようになります。
ミリペンなんか置き去りにできるくらい細く線が描けます。
 
ただ、やはり筆は筆なので均一に長い線を描くのは圧倒的に不向きです。本来は力の強弱をつける道具ですし。
均一な線を描きたい場合はおとなしくミリペンを使いましょうね。
 
 
意外と知られていないのが「顔料」と「染料」の違い。
簡単に言うと顔料は水に溶けないインクで、染料は水に溶けるインク。
水彩やアクリルで着色する場合は必ず顔料インクで描きましょうね。じゃないと悲惨な感じになります(経験談
 
GAIさんが使っているのも基本的には顔料インクです。買うときに注意しましょう。
 
あと、筆ペンのいいところはカートリッジ式だということですね。
使い切ってもお安く補充できます。これはお得。いくらでもベタが塗れます。
 
 
 
デメリットとして一番大きいところは、インクの出る量をコントロールするのが非常に難しいということです。
細い線を描いているのにインクがドバドバでてきてしまうなんてこともあります。
そういうときはティッシュかなんかでペン先を拭き取り、インクの出る量を調整します。
描くために使うインクよりも拭くインクの量の方が多いなんて噂話もあります。(嘘
でも実際、インクが出すぎると紙がにじんだりもするので、適切なインクの量が出るタイミングで描きましょう。
なかなか癖が強い画材ではありますが、やはり強弱両方の線が描ける+ベタも塗れる筆ペンは慣れると使いやすい。
これ一本で大体なんとかなります。
持ってない人は1本だけでも買っておきましょう。
 
 
 
 
 
●ミリペン各種
ぶっちゃけメーカーはどこでもいいです。
好みです。メーカーによって若干ペン先が固かったり、逆に柔らかかったり、色合いがちょっと違ったり。
世界堂とかいけば大体そろってるので、試し書きして決めましょう。
 
GAIさんが使ってるペン、といっても結構気分で決めたりしますが、大体はピグマ、ネオピコラインあたりが多いです。
ステッドラーピグメントライナーもコピックマルチライナーも使いましたが、正直そんなに違わないです。
なんとなくその時安いものを買います。
 
どれか決めて!という他人依存な人には、ネオピコラインをお勧めしときます。
理由は、若干ペン先が固いので筆圧が強くてもつぶれにくいという利点があります。
ペン先柔らかい方が使いやすいって人もいると思いますが、GAIさんはペンを握っている指が凹むくらい握りしめるので、ペン先固い方が使いやすかったです。
 
ちなみにミリペンは大体が水に溶けないので後から水彩で着色可能です。
ただし鉛筆で下書きする派の人はちゃんと消しゴムかけるかフィキサチーフで固着させておかないと黒くなります。
ショックです。
 
トレス台を買うという高級志向のお方もいらっしゃると思いますが、GAIさんは「下書きをしない」という選択肢をとりました。
馬鹿ですね(ニッコリ
 
 
 
●紙
なんでもいいよ。わりとまじで。
普通のスケッチブックとか。
選ぶとしたら、筆ペンを使うなら吸水性のよい水彩紙(滲みを防ぐ)
ミリペンならスケブでよい。
 
水彩紙の選び方だけど、これも好みの面が強いのでGAIさんの選択基準を書いておく。
まず、凹凸が少ないこと。
凹凸が多いとキレイな曲線を描いたつもりでも細かく歪んで見えたりするし、美しくない。
もちろん吸水性はその方が高いんだけど、GAIさんはそれを犠牲にしても凹凸は少ないほうがいいと判断したよ。
 
ミリペンなんてなおさらなんでもいい。
強いて言うならある程度頑丈な紙の方がいいかな?
手汗とかでしわしわになっちゃうような紙は避けた方がいいと思う。
下書きする人は消しゴムに強い紙を選んだ方がいいかな。
イラストボード使うときは鉛筆の筆圧に注意ね。跡がついちゃうから。
 
 
 
 
とりあえずこんなもんかな?
 
 
なんかおもいついたらまた書きます。それでは。
 

 

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