センスがあるかないかなんて関係ないのじゃ
どうも、トライバルデザイナーのGaiです。
なんとなく思ったことをつらつらと。
最近、自分の絵をあらためて見つめ直す機会に恵まれて、まず自分なりの完成系を目指してみようと思いまして。
何枚も何枚もとにかく筆を動かして、アイデアが尽きるまでというか自分が今描けるものはどういうものでどこを向いてるのかとかそういうのを自分で把握するためにたくさん描いたのです。
数十枚描くと、だんだん方向性が定まってきて。
んで、ああこういうのがそこそこ好きなんだなっていうのを感じて。
でもそれに縛られてもいい絵が描けないのかなって思ったから違う画風でも描いてみたりして。
80枚だか90枚だか描いたところで気づいたことは
「ああ、これ、もう変化しないわ。」
ということ。
20年以上絵を描いてきて、そのほとんどはほかのだれかの模造品だってことに今更ながらに気づいて。
模写ばっかやってたからしょうがないのだけど。
おかげで技術はそこそこあがっている。
でもそれだけで、アート、芸術で超大事な部分の「表現」について学ぶ機会がほとんどなかった。
目の前のものを模倣する、という技術に関しては自分でもそこそこあるなあとは思ってる。
実際、細かいものを描くのは得意だし、模写するのも速い。
それは自負してる。
しかしこと芸術に関してはからっきし。
結局100枚以上描いてわかったことは、自分の中に結論も答えも無いっつーこと。
いや、ここでいう答えっていうのは、究極の芸術とかそういうのじゃなくて、あくまで自分が何を描きたいかとかどう表現するのかとかそういうことで。
文章で表現するのは難しいのだけど。
つまり、圧倒的に井の中の蛙だったということっぽい。
知らなすぎる。無知。馬鹿。阿呆。
とにかくいろいろと知ること。
自分の中の答えを導くための判断材料。
それをとにかく増やす。
とまあそのへんも頭で考えてるだけなので、まずは行動。
考えて行動する自分の性格が災いしたなあと反省。
考えながら行動するスタンスの自分に戻らなければと思う。
頑張れ俺。