【初心者】ボディペイントをイベントでする人の為の何か。
どうも、トライバルデザイナーのGAIです。
なんというか、本当にボディペイント・フェイスペイントの情報が少ないのでまた懲りずに書くことにしました。
前回(随分前)はボディペイントに使う絵の具は何を使えばええのん?っていう記事を書きました。
なんというか文字ばっかりで「写真が無いとわかーんないーーー!」って人には向かない記事かもしれませんが、情報を得ることは難しいものなのです。画像とかめんどくさいので添付しません(怠惰
さて、ネットゆとりな方々の門前払いも済んだところで本題にいきましょう。
今回は「イベントでのボディペイント」です。
ボディペイント、またはフェイスペイントを始めた方々は、自分もイベントとかで女の子の胸元とか足とかにペイントしたいよおおおお!!!!!って心の中で叫んでいるに違いありません。違いないのです。
イベントに出演できるかどうかはその人の人脈とか技術とかその辺が左右されますが、そのあたりは今回の趣旨とはずれるので言及しません。頑張って。
●準備するもの
・絵の具(必要な色をそろえる)
・筆(太筆、細筆、平筆を用意できると良い。多めに用意。)
・筆洗い用の入れ物(安定するものを。倒れないように)
・絵の具皿(紙パレットとかでもいい)
・ビニール袋(でかい透明のごみ袋がよい)
・カッターorはさみ
・養生テープ(めっちゃ便利)
・小銭(お金を貰う場合)
・画用紙など厚めの紙。クロッキー帳とか。(A4くらい)
・マジックなどのペン
・ライト(電源の有無を確認して、合うものを。電源無くても電池式のものがあると良い。挟めるタイプ。)
・タオル(絵の具を拭いたりする。)
・キッチンペーパーorティッシュ
・名刺
こんなもんかな。あとは必要に応じて。自分のポートフォリオ的なものを持ち歩いておくと、けっこう見てもらえます。
準備するものは基本的には必須のものが多いですが、その中でも忘れちゃいけないのがゴミ袋です。
終わった後にとりあえずこの中につっこんでおけばなんとかなります。
そして、袋の両端を切れば即席で養生シートになります。テーブルの大きさに合わせて数枚切って養生テープで止めれば、絵の具で汚れるのを心配することもありません。床にも貼れるとベストですが、場所によっては邪魔になるので注意しましょう。
この技はとても便利で、ライブペイントとかでの壁への養生、ビニールシート代わりにもなります。
1枚だけ袋のままにしておけば最後にまとめることもできるので、どこの現場でも必須と言えます。
基本的に外で活動する際は必ず後処理の事を考えていきましょう。
いくら技術があって天才的な絵が描けたとしても、後片付けをしないぺインターや床や壁を汚すぺインターは外で活動しないでください。めちゃめちゃ迷惑です。
逆にそのあたりをきちんと平然とこなす人ならばオーガナイザーもお店も大喜び。
是非またやってくださいとオファーがくることでしょう。
描く道具とかはもちろん必須(むしろ忘れる方がおかしい)ですが、忘れがちなのが名刺とかポートフォリオ。次につなげるためのツールなので最低限名刺は持ち歩きましょうね。
画用紙とかペンはあると便利です。
ブースに立てたり、金額提示するために貼ったり、試し描きしたりといろいろ便利です。
あとお金。小銭。お金を取る場合は必須です。おつりが無いというのはチャンスを逃すことになるので、常日頃から小銭は溜めておきましょう。
とらない場合はいりませんのでGAIさんの口座に振り込んでください()
●実践
もしイベントの出演者(ダンサーとかDJとかバンドとか)がいたら、無料でいいので描いてあげましょう。そして宣伝してもらいます。
なるべくノリのいい人を選ぶと良いです。
居ない場合は自分をオファーしてくれた人、オーガナイザーにペイントしましょう。
どうしてもいない場合は自分にペイントします。
とにかくペイントしている人がいる、というのを会場のお客さんに知ってもらわなければはじまりません。これマジで。
なのでボディペイントやってます!というアピールは必須だと思ってください。
看板がわりの紙をはってもいいですし、ライトでおもいっきり照らすのもありです。勇気がある人ならば自分で声をかけても良いですね。「ボディペイントやってるから描いてってよー!」みたいな。
そして描く時間はなるべく短時間です。
お客さんはボディペイントをするために来ているのではありません。
長くても5分以内には終わらせるようにしましょう。
全身に描いてほしいとかそういうのは別ね。
描く範囲については自分のペース配分と相談です。
お金を取る場合はなおさらきちんと決めておきましょう。
ワンポイント500円、広範囲1000円、とかね。
描いてるときにお客さんを暇にさせないのも大事。
常に話しかけたり、ポートフォリオを見てもらったり。
描きながら話すのはなかなか難しかったりしますが、どうでもいい会話でもいいので話しかけ続けると好印象です。
あと名刺を渡すくらいはいいですが、こちらからSNSを訊いたりするのは避けた方がいいかなと個人的には思います。
よっぽど仲良くなったらいいかもしれませんが。まあそこは個人の裁量次第ですかね。
もちろん服を汚すとかは問題外。
絵の具の種類、落とし方
についてもちゃんと話すことは必須です。
についてもちゃんと話すことは必須です。
次の日は仕事だからとか、逆に落としたくないなんて人もいます。
そのためにペイント道具を数種類持っていくというのもありですよ。
無理にペイントしないように。パーティのノリだからといってテキトーにやってると嫌われます。
あと人によってですが、お客さんが勝手に絵の具をつかってペイントするのは避けましょう。
酒が入ってテンションがあがってくると顔に塗りたくる人が出たりしますが、全力で止めてください。
安全性が考慮されているとはいえ絵描きの道具です。
席をなるべく離れないことも大事ですね。
まあオファーを受けて描きに行ってる以上、そうそう離れる人はいないと思いますが、たまにいます。自分の仕事をほっぽりだしてウェーイwwwwwってやりに行く人が。
行くにしても主催者側に許可をとってから行きましょう。
人間関係を維持するのはとても大事です。ノリに任せて行動するのはお客さんだけです。
●お片付け
迅速に行いましょう。
絵の具は洗うのでなく、ティッシュかキッチンペーパーで拭き取り、ゴミ袋へポイしましょう。お店の洗面台を汚してはいけません。
筆洗いの水はなるべく零さないようにゆっくりと流します。どっかに絵の具がついちゃったらちゃんと落としましょう。
さすがに筆はちゃんと洗って、水気を切ってしまいます。道具の手入れはしっかりと。最悪は家で洗い直してもいいですが、なるべく早めに。
絵の具のついたビニールやタオルなんかはまとめてゴミ袋の中へ投入。
細かく片付けるのは家に帰ってから。
汚れそうなものは全部まとめてゴミ袋の中にいれちゃいましょう。
もう全部後回し。
とにかくイベントは撤収の早さが大事です。
これができるだけで信頼度も大きく変わります。
ちゃちゃっと終わらせれば、他の出演者との交流もできますしね。
そして、出演者や主催者はもちろんですが、必ずお店のスタッフへお礼をしましょう。
ペイントをするにあたって、最も不安に思うのはお店のオーナーです。
壁や床を汚されてはたまったものではありません。
信頼してスペースを貸してくださったのです。感謝感激雨あられしましょう。
「お疲れ様でした!ありがとうございました!」と連呼し、握手を固く交わしたならOK。「また機会あればよろしくお願いします!」と言うのも忘れずに。
●打ち上げ
疲れてるのでうどん食って帰りましょう。
さて、いかがだったでしょうか。
イベント出演一つとっても、やることは盛りだくさん。
慣れてしまえばそうでもないですが、初出演ともなるといろいろ大変です。
その参考に少しでもなってくれれば幸いです。
みなさまがハッピーなペイントライフを送れることを願っております。
それでは。
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トライバルデザイナー GAI
Tribal Designer GAI
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