嘘をつく人つかない人
どうも、トライバルデザイナーGAIです。
いきなりですが、僕は「嘘をつく人」が嫌いです。
ちなみに、なぜ嘘を「つく」なのかというと、「つく」という語尾は良くないもの、汚いものを吐き出すとう意味があるからだそうです。
この「嘘」というのもいろんな種類があるので、嘘の種類についてまずは説明します。
●なんの意味もない嘘
いわゆるジョークです。
嘘だとわかりきっている嘘。
笑わせるための嘘。空気をつくる嘘。これは「いい嘘」です。
「俺、実は3億年生きてるんだよね」
「精神年齢2歳」
「爪が伸びすぎてウルヴァリンみたいになった」
こういうやつです。
使いどころを間違えると空気が悪くなったりしますが、基本的には日常会話です。ほぼ問題ありません。
●悪意をもって相手を騙す嘘
悪い奴だ!とはっきり言える嘘です。
なんせ悪意をもってますからね。だます気まんまんです。相手を陥れよう、お金を奪い取ろう、痛い目にあってもらおう、そういう意図がある嘘です。
犯罪的ないい方をすれば「詐欺」という表現にもなります。
「奥さん、いい商品があるんですがね?この羽毛布団。なんと一度寝ると二度と起きれなくなるくらい気持ちいいんですよ。今ならなんと三十万円。」
「私、あなたのこと大好きなの。でも、このツボを買ってくれたらもっと好きになっちゃう。」
「この道をまっすぐいくとお金が落ちているよ。絶対今行った方がいい。」
こういうやつです。
こんなにわかりやすくは無いと思いますので、もしかしたら嘘をつかれたと感じてすらいない人もいるかもしれません。
近頃の詐欺行為はどんどん見分けづらくなっていますからね。気を付けてください。
こういう嘘を平気でつく人がもし周りにいたとしたら、二度と会わない方がいいでしょう。
友達でもなんでも。絶対にあなたの人生に悪い影響を与えます。
●善意でつく嘘
本当に相手のためを思ってつく嘘です。
いわゆる優しい嘘。きっとこういう嘘を言ってくれることを望んでいる。そんな嘘。
これに関しては、良いとも悪いとも言えません。
時と場合によります。
大体こういうのは、片思いだった女の子が死んじゃう時に、その相手の男の子が「僕も君のことが大好きだよ」って言う感じの嘘です。
そしてそれを聴いた女の子が「ふふ、嘘つき」って言って目を閉じるんです。
あれ?こんなシチュエーションは現実には無い?虚構?この文章自体が嘘?
ちなみにこの嘘は「ジョークの嘘」です。お勉強になりましたね()
●辻褄合わせの嘘
さて、最後の嘘です。この嘘はよく使われるが故に、非常に質の悪いものになる可能性があります。
というか、ここが書きたくて記事にしました。
この嘘は「自分にとって都合の悪いものをごまかすための嘘」です。
おそらく、嘘をついてしまう人の大半はこの嘘かと思います。
そして、実はこの嘘は信頼を爆破する危険性をはらんでいます。本人は「まあこれくらい」と思っていることも多いですが、実は結構やばいケースになることもあるので、どういうことか知っておきましょう。
辻褄合わせ、ということは、いうなれば計算がされていないことが多いです。
計算されていればいいというわけでもないのですが、極論を言ってしまえば、バレない嘘は他人にとって嘘ではないのです。悪意にしろ善意にしろ、「バレなきゃ平気」です。
しかし、この「辻褄合わせの嘘」はちょっとしたきっかけですぐにバレます。
バレない嘘というのは大掛かりになればなるほどバレやすいですし、小さいものでも意外とバレます。
扱いが非常に難しいということですね。そんな嘘をパッと思いつきで完璧に考えられる人なんてそうそういません。
大体どこかに落とし穴があります。
たとえば、AさんがBさんに優しい言葉をかけ、Cさんのことを貶します。
しかし、AさんはCさんに対しても優しい言葉をかけ、Bさんのことを貶します。
BさんにもCさんにも、「自分は優しい人」という認識が生まれます。
BさんとCさんはお互いに「あいつはダメなやつ」という認識が生まれます。
Aさんにとって非常に都合がよい状態となります。
ただ、落とし穴はもちろんありますね。
BさんとCさんの仲が良い場合、Aさんに言われたことを共有してしまうのです。
こうなると、お互いに矛盾まみれのことをAさんに言われていることになります。
結果的にAさんはBさんからもCさんからも信頼を失ってしまいます。
シンプルなケースをお話しましたが、こういうことを日常的に行っているという人はわりとたくさんいます。
嘘をつきなれてしまっている人です。
しかも、それがバレたところでなんとも思いません。
あー、ごめん、くらいです。
きっと、こういうことを積み重ねていると跳ね返ってくると思いますが、まあこのへんも人それぞれの生き方です。
僕がどうこう言うものじゃないですが、「平然と嘘をつく人」がもし身近にいるとしたら、その人の言っていることが本当に事実かどうか、アンテナを張り続けることをお勧めします。
あんまりこういうことばっかり言っていると人を信じる心を忘れそうですが、まああれだ。
9割信じて、1割は疑いの心を持っていた方が、精神衛生上良い!!!!!
それでは!!!!!!